2016年 09月 23日
むねがきゅうっと。
むねがきゅうっとなりました。
車から見えるところに墓地があって、
そこに、おばあちゃんとその孫らしきひと組の姿がありました。
お孫さんであろう女の子は、幼稚園に行く前なのか、
体操服を着ていました。
お墓を掃除して、活け代えた花を持ち帰ろうと、
女の子がバケツを持ち上げて、おばあちゃんはそれを見守っていました。
それを見たら、は~、ってなりました。
だって、平日のその時間にお墓参りをしようと思えば、
おばあちゃんと孫は、同じ家に住んでいるか、すぐ近くか、
そして一緒に来ているということは、
女の子のお母さん(お父さん)は、おばあちゃんのことを信頼していて、
朝の忙しい時間に子どもをおばあちゃんに託せる幸せを持っている、
おばあちゃんとしては、孫と、日常の行為としてお墓参りができる幸せを持っている、
孫は、何が何だか分からないけど、
そこに入っているおじいちゃんだか誰だかと、
何かしらつながっている安心感が得られる、
などなど...
その姿を見たのは、ほんの十秒ほどのことだったのですが、
その光景にとても、は~、すばらしいと思いました。
夕方にも、は~、と思いました。
小学一年生の長女、
お友達が遊びに来てくれた、とおおはしゃぎ。
お花を摘んでおままごとです。
学校帰りに、かわいそうに、たくさんお花を手折ってきたのです。
つりがねにんじん、いぬたで、てっぽうゆり、つゆくさ、ひめじょおん、どんぐり、もちろんひがんばなも。
子どもたちにとっては楽しく、私にとっては刹那なひととき。
どうかみんな、しあわせに大きくなりますように。
お兄ちゃんたちは今日から一週間の秋休み。
夕方のお迎えがなかったので今日はわたしもゆっくりと。
by thuchinouta
| 2016-09-23 18:20
| diary