2017年 07月 08日
核兵器禁止条約
賛成多数となったそうですね。
被爆国の日本はそれに賛成しないという流れを、
例えば小学生に説明するとなるとなかなか難しいですね。
だって学校では戦争はいけない、原爆はひどい、と習っているから。
「脅し」が必要悪だという複雑なことを「善」とする。
ほらほら、複雑なことを考えられるのが、
それが大人ってものですよと、
言わないでも理解していけるようにすることが教育の一つなのですね。
教育とは、生きていく術を身に付けることなのですね。
潔く、核は必要でないと意思表示をしたことに新鮮さを感じました。
子どもに教えるみたいに、
「ダメなものはダメ」
と言える世界があるんだなあって。
そんな国々が存在して、
そんな国々の人もちゃんと生きて暮らして。
ダメなんだけどね、だけどね、これこれこういう理由でね、
ダメだけど仕方ないのよって、
子どもにあきらめを教える、
そんな風なことがやっぱりたくさんあると思うのです。
それを、こんなにたくさんの「大人」が、
真剣にそれを議論して、決定する、
そんなの意味なしと言われても、
毅然としてそれはそれで通すことには
とても意義のあることだと思いました。
悪に引きずられて仕方なし、で生きるのか、
リスクはあるけど、いいものはいい、ダメなものはダメで生きるのか、
人と地球を守るってのは、とてつもなく究極!
そう、でも、
言っちゃいけないことと思い込んでることを、
こんなにたくさんの人が言う鏡の向こうの世界が、あるんだなあって。
by thuchinouta
| 2017-07-08 22:34
| diary