茶道教室

今日は中学一年生でした。

梅と紅白の椿
お正月は過ぎたけど
まだ1月だから、紅白、でいいわよね?
と先生。
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戌の香合
前の戌年に、この中学校の
茶道教室のために買ったのよ。
13年ぶりに見るわ。
と先生。
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お菓子「えくぼ」
あなた、えくぼできる~?
と先生。
お菓子はいつも姫路のいちふじさん。
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一通り用意が終わってほっとひといき
生徒さんたちの顔を見ると、
長男が家庭教師をしている子が、いました!
私と目が合うと意味ありげなほほえみ。

ふすまの開け方からおじぎや立ち方の練習、
その後抹茶を飲むところまできました。
私がその子の前に茶碗を差し出し、
「お茶をどうぞ」
と一礼し、顔を上げると
待ってましたとばかりにひょっとこみたいな顔を作って
私を見下ろしています!

そう来たか!と思って
わざとそ知らぬ顔をして、
もう一度丁寧におじぎをするふうを装って
小声で、
「ぜんっぜん、面白くないからね。」
とお返ししてやりました。

そしたらとても満足したようで、
その瞬間に心が通い合ったような気がしました。

担任の先生が、生徒が何か悪さをしないか心配で、
後ろのほうでいつもぎろりとにらみをきかせているので、
先生に見つからないように、
秘密のやりとりです。

赤ちゃんの時から知ってる子と、
そんなやりとりができるっていうのは
面白いことです。


茶道教室、これで今年度終わりです。
それで茶道の先生に申し出ました。
来年度、四月からはあまりお手伝いに来ることができないかも知れないです。
ちょっと生活の仕方を変えようかと思っていて。
お手伝いの人がどうしても足りないという時は
もちろんお手伝いさせて下さい。


それからまた、
白鳥がアオサギに自分のエサを分けてやったという話や、
ジョウビタキが台所の出窓に来てかわいいという話など、
いつも通りのおしゃべりでお開きになりました。


茶道教室のお手伝い、
これで丸々6年です。
ちょっと休憩しようかなあと。
長女がこの先生の茶道教室に通っているので、
先生や他のお手伝いの方々とは、
その送り迎えの時に会う機会がこれからもあります。
だからお会いできなくてさみしいってことはないのです。
また、ゆっくり考えよう。






























by thuchinouta | 2018-01-16 23:16 | 茶道教室